金融機関においてシステムエンジニアをするときには、大きな苦労をするものです。
まず一番最初にすることになる苦労としては、就職活動が挙げられますね。メガバンクや大手証券会社、大手保険会社に入社をしようとするなら、相当に高い学歴が必要になることでしょう。
また、学歴だけではなくて、大学時代に何を研究してきたかも重要になります。きちんと大学時代からスキルを磨いておかなければ、大手金融機関に新卒採用枠で入ることはできないと考えて問題はありません。非常に安定した待遇が手に入るので、大手金融機関を目指す学生が多くなっているのです。給料も高いですし、数十年後でも会社がなくなっている可能性は低いです。IT業界に入るのもいいのですが、やはり浮き沈みは激しいと言わざるを得ません。
保険などは数十年の契約になるものが多いですから、今大手でいられるなら数十年後も変わらずに大手である可能性が高いのです。これは銀行でも証券会社でも同じことでしょう。その分、激しい競争に勝たなければ業界入りをすることさえ叶わないわけです。大学で勉強を頑張るだけではなくて、近年は採用を勝ち取るために海外留学をする人も多いです。実際、海外留学は入社をしてからも役に立つ経験となります。
大手では、英語を使って仕事をする機会も多いからです。優秀なエンジニアは外国人だというケースが少なくありません。大手でシステムエンジニアとして働く人の何割かは外国人になるため、学生時代に英語を学んでおくのは賢いです。